
米国で生まれた、全く新しい発想の重金属含有排水処理剤です。1980年代前半、米国内で初めて鉛排水処理に使用されて以来、今日では銅排水やニッケル排水の処理等にもその応用範囲を広げております。今後、環境をとりまく規制は厳しくなることはあっても決して緩和されることの無い方向へ向かっております。このような状況の下、排水処理の救世主『ベンメット』をご紹介します。
1. ベンメットの成分と効能は?
ベンメットは苛性ソーダ水溶液に特殊還元剤SBHを含む液体で、排水中の金属イオンを単体金属まで還元し析出させます。回収されたスラッジは金属分を60〜90%含み、売却可能な有価物になります。また、従来の重金属処理剤と比較して、ベンメット処理後のスラッジ量は大幅に減量化されます。例えば、DTCポリマーや硫酸第一鉄処理によって発生するスラッジ量に対して、ベンメット処理後のそれは約1/20に激減します。
2. ベンメットの対象排水は?
これまで自社処理が困難であった、キレート(錯体)を形成する無電解銅や無電解ニッケルめっき濃厚排水等に極めて有効です。その他、厳しい鉛規制に伴って、はんだめっき排水中の鉛処理にもその威力を発揮します。
3. ベンメット処理システムは?
ベンメット処理システムは既存のバッチ処理装置を容易に転用できますので、わずかな設備変更で導入が可能です。処理システムに必要な条件はpH調整、撹拌、適度な反応熟成時間、良好な固液分離です。以下の図はベンメットの処理対象排水のひとつである無電解ニッケルめっき濃厚排水の簡単な処理システムです。

- 25kgポリ缶(小型特殊包装)
- 272kgポリドラム缶
- 1.4トン ポリコンテナ
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