ホスホニウム塩とは?

ホスホニウム塩は3つのフェニル基と1つのアルキル基がリン(P)に配位した陽イオンと、ハロゲン等の陰イオンからなる第4級リン酸塩です。着色・臭いが無く、120−180℃の間に活性を 持つためエポキシ樹脂の重合促進剤、粉体塗料の硬化促進剤に用いられます。

  ホスホニウム塩の主要用途

ホスホニウム塩の主要用途は、下記の3種類に大別されます。

1.エポキシ樹脂の重合促進剤
ホスホニウム塩は低分子量エポキシを高分子エポキシに重合する際に使用され、着色がな い直鎖状エポキシ樹脂が得られます。

2.エポキシ樹脂の硬化促進剤
様々な用途に用いられるエポキシ樹脂の硬化促進剤として使用され、硬化剤とともに 使用され、低温硬化を可能にします。

3.粉体塗料の硬化促進触媒
着色が無く低温硬化を可能にしますので、粉体塗料の硬化促進触媒として使用されます。 また潜在性予備触媒ですので、ポリエステル中に予備触媒として配合することを可能にします。

  ホスホニウム塩の商品群

商品群(主要用途)

BTPPCI(ベンジルトリフェニルホスホニウム クロライド) ...  フッ素樹脂重合
BuTPPBr(ブチルトリフェニルホスホニウム ブロマイド) ...  粉体塗料
ETPPI(エチルトリフェニルホスホニウム ヨード) ...  缶用塗料、粉体塗料
ETPPBr(エチルトリフェニルホスホニウム ブロマイド) ...  粉体塗料
ETPPAAc(エチルトリフェニルホスホニウム 酢酸錯体) ...  缶用塗料、粉体塗料
ETPPP(エチルトリフェニルホスホニウム ホスフェート) ...  缶用塗料、エポキシ樹脂重合
TBPAAC(テトラブチルホスホニウム酢酸錯体) ...  缶用塗料、エポキシ樹脂重合

 

  ホスホニウム塩販売包装形態
BTPPCI  ドラム缶(225 lb = 102 kg)
BuTPPBr  ドラム缶(100 lb = 45 kg)
ETPPI  ドラム缶(100 lb = 45 kg)
ETPPBr  ドラム缶(100 lb = 45 kg)
ETPPAAc  ドラム缶(400 lb = 181 kg)
ETPPP  ドラム缶(420 lb = 190 kg)
TBPAAC  ドラム缶(400 lb = 181 kg)